阪神近本光司外野手(24)が、チーム25イニングぶりの得点をたたきだした。

5回2死から代打木浪が1軍再昇格後、初ヒットで出塁。自身23打席ぶりの安打に一塁ベース上で小さくガッツポーズを見せた。直後の2死一塁から1番近本が中堅手の頭上を越える適時二塁打を放ち、一塁から木浪が猛スピードで本塁生還。今季連続イニング無得点は最長となる24イニングだったが「キナチカ」の新顔コンビが打破してみせた。

「キナチカ」の躍動で勢いの乗った猛虎打線は、2番北條が追加点となる適時二塁打、3番福留の二塁内野安打、4番マルテの同点適時二塁打で中日先発の山井をKOした。