DeNAアレックス・ラミレス監督(45)の来季続投が7日、決まった。来季で就任5年目、1年契約となる。

2位で迎えた3位阪神とのCSファーストステージ。前夜にはサヨナラ勝ちを収めたが、第3戦で敗れ、1勝2敗で終戦となった。試合後、南場オーナーは「ラミレス監督に正式にお願いしまして、受諾していただきました。中長期的に強いチームを作っていきたい。優勝はできなかったけども、ここまで持ってくれたことは評価をしたい」と説明した。

同オーナーは続けて、来季の優勝を命じた。「優勝が狙えるところで勝ちきれなかったという反省材料もある。(ラミレス監督と)来年は優勝しかないですよ、という話はしました。本人はもちろんそのつもりでいらした」。ラミレス監督も「来年ベストを尽くして、私のできることをすべて出し切って(南場オーナーに)必ず優勝を狙うという話をさせてもらいました」と話した。

20年シーズンに向けて、体制を少し変化させる。三浦大輔1軍投手コーチ(45)が、来季の2軍監督に就任することが有力。万永貴司2軍監督(47)は、フロントに入る見込み。高いマネジメント能力を評価され、編成面で球団をバックアップする。