明大・善波達也監督(57)が今季限りでの退任を発表した。試合後に報道陣の取材に対応して自ら退任を明言した。

「私ごとですが、今季をもちまして監督を退任することになりました。よりよい明治野球部ができるように、新しい空気でいい明治野球部になっていければいいと。それから、自分の会社の仕事もきちっとしなければいけない時期に来ており、退任はこの2点の理由で決めました」と、あいさつした。

同監督は12年間、明大を指揮。この日、立大4回戦に敗れて勝ち点を落とし、秋季リーグ5位が決まった。春季リーグはエース森下暢仁投手(4年=大分商)を中心に5季ぶりのリーグ制覇を達成。その後の全日本大学野球選手権大会では38年ぶりの日本一に輝いていた。なお、善波監督の後任は未定。