ロッテ荻野貴司外野手(34)が31日、10年目で初の三井ゴールデン・グラブ賞を受賞した。「素直にうれしいです。守備はうまい方ではないと思う。ただがむしゃらにしかできない。そういうところを評価してもらったと思う」と笑顔を見せた。

大切にしていることを問われると「1歩目を早くするんじゃなくて、大きなミスをしないように正確にというのを意識していた。ポジショニングとかで、僕が予想してたところに飛んでくるとうれしかった」と話した。この日は今季取得した国内FA権を行使せずに残留することを表明。来季35歳を迎えるベテランがチームを支える。