阪神が23日、甲子園でファン感謝デーを行い、来季スローガン「It’s 勝笑(しょう) Time! オレがヤル」を発表した。

矢野燿大監督の主な一問一答は以下の通り。

-「笑」が入った

矢野監督 そういう話は今年、選手にしてきてたんだけど。俺自身も、現役時代になかなか野球を楽しめなくなって、仕事になった時点で「楽しんだらアカン」と思っていて。そんな甘いもんじゃないと思っていたんだけど。でも、苦しいときに笑えるのはすごいことやと思うし。野球を楽しめる、という気持ちでプレーできるのはすごいことやし。結果を残してる人たちは、楽しんでるっていうのが。俺の中でも(あった)。俺らの野球を見た時に、俺らが笑顔で。苦しい場面でも笑顔でやってるような野球をね。みんなに見てもらえた時に「阪神の野球っていいな」とか、子どもたちに「阪神のような野球をやりたいな」って言ってもらえたら。そういうところで「勝」っていう字の中に「笑」っていう字も入れさせてもらった。ただ勝つだけじゃなくて、勝って俺らも笑顔になるし。ファンの人も勝って笑顔にしたい。そういう輪が広がっていくようなシーズンをつくっていくということで、そういうスローガンにしました。

-チームに思いが浸透している

矢野監督 「オレがヤル!」というのも付けたいなと思って。それに対して「オレらのショーが始まるよ」というね。自分が、それをやるんだよと。俺自身も楽しむしね。ガッツポーズもやめる気もさらさらないし。勝手に出ちゃうし。俺らの野球、阪神の野球ってこういう野球なんだよという部分で、しっかり植え付けていきたいなと。