東都大学野球秋季リーグ戦の個人タイトル表彰式が24日、東京・文京区の中大後楽園キャンパスで行われた。

今季、中大の4番としてチームをリーグ優勝に導いた牧秀悟内野手(3年)は打率3割6分1厘、リーグトップの14打点を挙げ、満票で最高殊勲選手と二塁手のベストナインを獲得した。「いいシーズンでした。去年秋は最下位も経験し、いつも下を見て戦っていた。この秋は上を見て戦えたことがよかったです」と振り返った。

来年は最上級生になり、ドラフトも控える。「まずはチームが勝つことが優先。その結果、自分の成績につながればいい。来年も勝てるチームを築きあげたい。今はプロを意識せずにいきたい」と、チームを引っ張る決意を示した。「来年はマークが厳しくなる。その中でどう1本打てるかの勝負になる。もっと打撃の技術をあげていきたいです」とさらなる成長を誓った。