楽天は30日、東北6県の各会場でシーズン報告会を行い、岩手会場(岩手県公会堂)では同県出身の銀次をはじめ塩見、岡島、足立、森原、和田、由規の7選手が650人のファンと交流した。

銀次は主将として臨んだ今季について「みんなクセのある人ばかりなんで、まとめるのは難しかったです。変わり者が多いので、あまりしゃべらないでシンプルにまとめました」と苦労を明かすと、「成績で引っ張ってくれましたよ」と足立がフォロー。15年以来4年ぶりに打率3割を達成した地元のヒーローに拍手が湧き起こった。

移籍1年目で初参加の由規は「今年は(登板が)1試合だけだったので、来年は1試合でも多く投げて、東北を盛り上げたい」。銀次は「今、台風とか災害が多いので、被害に遭った方々のためにも1つになって、また優勝目指して頑張ります」と締めくくった。【野上伸悟】