筒香に続け!? 侍ジャパンの守護神、DeNA山崎康晃投手(27)が10日、将来的なメジャーリーグ挑戦について言及した。

山崎はこの日、日本サッカー協会(JFA)が社会貢献活動で行っている「夢の教室」の“夢先生”として、神奈川・大和市立大和中で教壇に立った。高校社会科の教員免許を持っている山崎は4年連続で同活動に参加。「ヤスアキ先生と呼んでください」と自己紹介してから、体育館でのチームワークを養う授業で体を動かし、その後、教室に移動。少年時代からプロ野球選手として成功するまでを振り返り、夢へ向かって努力する大切さを力説した。

さらに質問コーナーで「メジャーリーグに行かないんですか?」と聞かれると、子供たちを前にはっきりと答えた。「今、いろんな選手が挑戦しているのを見て、いつかは行きたいと思っています。(日本の)プロ野球より上と言われている、高い目標です。もちろんそこでやりたいと思ってます。(DeNAで)優勝してからかな。いつかはチャレンジしたい」。

記者との囲み取材でも、筒香やかつて同僚としてプレーした巨人山口の姿を見て「正直(メジャーに)非常に興味があります」と明言した山崎。今オフ契約更改で球団にメジャー挑戦について話をするかと聞かれると「唯一しゃべれるところはそういうところしかないのかなと思います。シーズン途中に話すのはふさわしくない。タイミング的にはその(契約更改の)タイミングになると思いますけど。今年ではなく、いつかわからないですけど。横浜が日本一になってから自分の夢も追えたらベスト。それ以上ないのかなと思います」と説明した。

夢の教室では、子供たち全員と山崎が将来の夢についてノートに書き込み、数人が発表を行った。山崎本人は忘れており、大和中の教員に指摘されて思い出したが、3年前に書いた夢は「世界一の守護神になる」だったという。それは11月のプレミア12で実現させた。今回、書き込んだ夢は「東京五輪の日本代表になって、世界一の守護神になる」。その先にメジャー挑戦が見えてくるかもしれない。

○…山崎が、同じ東京・荒川区出身で仲の良い広島鈴木から、結婚相手の畠山愛理を紹介されたことを明かした。「実は前に紹介されたことがあるんです。でも僕のことを『地元の先輩』って言うから、ちゃんとベイスターズって言えよって」と笑いながら話した。