ロッテ安田尚憲内野手(20)が20日、ZOZOマリンで契約を更改し、現状維持の1300万円(金額は推定)で合意した。

2年目の今季はイースタン・リーグで4番として19本塁打、82打点と116安打の3部門でトップに立つなど、2軍で1年間を通して試合に出続けた。一方で一塁に井上、三塁にはレアードと楽天に移籍した鈴木がおり、1軍出場の機会なく悔しいシーズンでもあった。「来年にかける思いは今まで以上に強い。去年より確実に成長している。来年1軍で活躍するためのいい経験になったと思う」と振り返った。

18日に、ウインター・リーグに参戦していたプエルトリコから帰国したばかり。「ボールの動く投手や、テークバックが小さくタイミングが取りづらい投手に、うまく対応、修正できるようになった」と実戦の中で経験値を上げた。

3年目はまず、開幕1軍を勝ち取る。「明確な目標としてレアード選手を超える。本当に高い壁だと思う。一塁にも井上さんがいる。お二方に実績で勝つのは無理。まずチームを勢いづける存在になって、信頼を勝ち取れるように」と話し、「今日も30本(塁打)打ってほしいと言われた。ホームランにこだわりを持ってやっていきたい」と力を込めた。