阪神が21日、新外国人ジョン・エドワーズ投手(31)と来季契約を結んだと発表した。1年契約で、年俸80万ドル(約8800万円)。196センチの長身右腕で、メジャー通算49試合はすべて救援登板。阪神としてもリリーフ陣の一角を期待されている。今季はインディアンスで9試合に救援登板し2勝0敗、防御率2・25。

球団を通じて「このような機会を与えていただいた阪神タイガースに、私と家族は心から感謝しています。これまでのプロ野球の世界で良かったこと、うまくいかなかったことの両面がありましたが、また日本で新たな人生の1ページが始まると思うと非常にワクワクしています。藤川投手につなぐ役割を全うして、阪神タイガースの優勝に貢献します」などとコメントした。

阪神は今オフ、来季新助っ人して5選手と契約。ガルシア、マルテ、呂彦青の3選手とあわせ、球団史上最多となる開幕助っ人8人体制が整った。(金額は推定)

阪神の20年外国人選手(★は新助っ人、年齢下は来季推定年俸)

【投手5選手】

★ジョン・エドワーズ投手(31、約8800万円)14年オフに精巣がんが発覚し、手術を受けるなど苦難を乗り越えてきた苦労人

★ジョー・ガンケル投手(27、約5500万円)メジャー経験はないが、3Aでの4シーズンで与四球率は1・19

★ロベルト・スアレス投手(28、約8000万円)前ソフトバンクの最速161キロ右腕。中継ぎ起用が基本路線も、先発起用のケースもありえる

オネルキ・ガルシア投手(30、約1億6500万円)来季は阪神加入2年目。今季は主に先発で21試合に登板し6勝8敗

呂彦青投手(23、800万円)来季が3年契約の最終年となる左腕

【野手3選手】

★ジャスティン・ボーア内野手(31、約2億7500万円)大リーグ通算92本塁打で4番候補

★ジェリー・サンズ外野手(32、約1億2100万円)今季韓国球界で113打点で打点王

ジェフリー・マルテ内野手(28、約1億4000万円)今季12本塁打で来季は一塁だけでなく、三塁としても期待される