打倒助っ人! 阪神大山悠輔内野手が2月1日のキャンプインまでに「戦闘ボディー」を完成させる決意を明かした。

24日に鳴尾浜で自主トレを行った。年末は地元の茨城県に帰省も、年明けには鳴尾浜に戻る。1月中旬からは沖縄に場所を移し、ハイペースで仕上げるプランだ。「1月中から実戦ができる体を作っていかないと間に合わない。立場的に(キャンプインの)2月1日にシーズンに入れるくらいのアピールをしないと。本当に試合に出られるかという立場なので」。

球団は今オフに外国人の大型補強を敢行。野手ではボーア、サンズの大砲が加入し、今季4番を務めたマルテは2年目を迎える。開幕から4番に座った大山も来季は厳しい戦いにさらされる。「外国人も来ますし、そういう中で(立場を)勝ち取っていかないと自分の生きる道はなくなる。本当に仕上げは早くなると思う」。自らの置かれた状況は理解している。対抗するためにも、オフの練習に力が入る。

大山は今季初の全試合出場を果たし、チーム最多の14本塁打、76打点を記録した。しかしレギュラー定着にはさらなるアピールが必要。「1年やって、バッティング、守備、走塁、メンタル。身体。全ての面において力不足。1年、1年勝負。守るべきポジションを確立しないと。来年もそうですけど、勝負かなと思います」。手ごわい相手でも、真っ向勝負でポジションを勝ち取る。【望月千草】