昨秋の東都大学野球リーグを制覇した中大が5日、八王子市内の同大グラウンドで初練習を行った。

今秋ドラフト上位候補の牧秀悟内野手(3年=松本第一)は「年末年始はゆっくり休めました」とスッキリした表情で練習に参加した。

昨年は大学全日本の4番を務め、日米大学野球で優勝。秋はチームの4番として15年ぶりの優勝にも導き、大ブレークの1年となった。今年は主将も務め「連覇もかかっている。じょじょに上げていきたいと思います」と話した。

この日は巨人、中日のスカウトがあいさつに訪れた。「プロに行きたい。そのために、今年は総合力を高めたい。打撃なら長打力にホームランも狙う。内容を極めていきたいです」と力を込める。勝負の年がスタートした。