14年ぶりに古巣西武に復帰する松坂大輔投手の春季キャンプA班(1軍)スタートが濃厚になった。

辻監督が7日、佐賀市内での野球教室後に「そう(A班)考えている」と話した。正式決定は15日のスタッフ会議になるが、期待値はやはり高い。日本一の打線を擁するが、リーグ3連覇へ投手陣の整備は必須。同時に「(1軍キャンプ地の)南郷に人が多く…」と話し、前日に「客寄せパンダではない」と発言しながらも、集客への期待感もにじませた。

即戦力ルーキーもA班で見極める。ドラフト1位の宮川哲投手(東芝=24)同2位の浜屋将太投手(三菱日立パワーシステムズ=20)同5位の柘植世那捕手(ホンダ鈴鹿=22)も「トレーナーにも聞くが、とりあえずはね」とA班予定。12日の新人合同自主トレ視察を踏まえて、最終決定する。