西武源田壮亮内野手が新主将として潤滑油になる。14日、愛知・豊田市での自主トレを公開。

主将に就任し「僕には(前任の)浅村さんや秋山さんのような野球界を代表する圧倒的な力はない。プレーで引っ張るというよりは、チームの和をつくるような働きができれば」と源田流の主将像を描いた。秋山からも「投手を巻き込んで食事に誘ったら」と助言を受け、投手と野手の間に入り、一体感を生み出す。

キャンプが始まれば、練習から投手と野手は別行動が多い。自然と食事も顔ぶれは固まりがち。「僕も野手と行くことが多い。1軍上がってすぐの投手や調子の悪い人を誘って行ければ」とグラウンド外でも働きかけていく。新加入の松坂とも「行けたらいいです。かしこまって緊張しますけど」と恐縮するが“初仕事”になるかもしれない。

自主トレでは社会人時代から取り組むテニスノックに加え、体幹やウエートトレーニングに比重を置く。「去年出られなかった全試合が目標」と体も鍛え精神的支柱となっていく。