阪神の新外国人ジョン・エドワーズ投手(32=インディアンス)とジョー・ガンケル投手(28=マーリンズ3A)が28日、兵庫・西宮市内の球団事務所で入団会見を行った。

同席した谷本球団副社長兼本部長は、中継ぎ候補のエドワーズについて「パワーピッチャー。ストレートとスライダー、どちらでも空振りがとれるところが最大の特長」と説明。先発候補のガンケルについては「精密機械のような制球力が最大の武器。長いイニングを投げられるのが彼の特長」と語った。

さらに、2人に向けて「タイガースの投手陣、ブルペン陣を支えてくれる貴重な戦力と思っています。まだまだ日本で進化を遂げることができると確信しておりますので、ジャパニーズドリームを達成してほしい」と大きな期待を寄せていた。

◆ジョン・エドワーズ 1988年1月8日生まれ、米国イリノイ州出身。06年にドラフト14巡目でカージナルスから指名され外野手としてプロ入り。マイナーなどでプレー後、11年途中に独立リーグで投手に転向、同年オフにレンジャーズとマイナー契約し、14年8月にメジャーデビュー。パドレス移籍後、17年3月に自由契約となり同年は無所属だった。18年にインディアンスと契約。昨季は救援投手として9試合に登板し2勝0敗、防御率2・25。196センチ、108キロ、右投げ右打ち。

◆ジョー・ガンケル 1991年12月30日、米フロリダ州生まれ。13年ドラフト18巡目(全体533位)でレッドソックス入団。オリオールズ、ドジャースを経て17年途中にマーリンズ移籍。メジャー出場なし。昨季は3Aで19試合(先発15)に登板し8勝2敗1セーブ、防御率3・80。196センチ、102キロ。右投げ右打ち。