中日のドラフト1位石川昂弥内野手（18＝東邦）が、沖縄・読谷での2軍キャンプで実戦形式の「プロ初安打」をマークした。

初めてシート打撃に参加。与田監督、仁村2軍監督、パウエル巡回打撃コーチらが見守る中、第1打席は福谷と対戦し、ファウルで2球粘った後の5球目を強振するも中直に終わった。第2打席は昨年の開幕投手、笠原と対戦し、投ゴロ。そして第3打席。大蔵と1日のフリー打撃以来となる再戦で、6球目を振り抜いて左翼線二塁打とした。ドラフト5位岡林勇希外野手（17＝菰野）も2打数1安打と結果を残した与田監督は「（新人2人は）想像以上に仕上がっている。7日の練習試合には出られるんじゃない」と今季初の対外試合出場を示唆。石川昂は「どれだけプロの球に対応できるか試せた。コントロール、球の質が高校生とは違う。ホームランを打ちたかったけど、大きいスイングにならないようにした。思っていたより、いい内容でした」と、笑顔を見せていた。