ヤクルトは2年目のアルバート・スアレス投手(30)が先発し、2イニングを被安打2の1失点に抑えた。

1回は初めてのマウンドの傾斜にてこずり、いきなり連打を許して1失点したが修正。2回は140キロ台後半の直球と、緩い変化球のコンビネーションで日本ハムの近藤、王柏融、万波を3者連続空振り三振とした。「(2回は)リリースポイントを意識して投げた。(投球は)悪くはなかったが、自分の中の100%ではない」と話した。

新加入の嶋とのバッテリーで開幕ローテーション入りへアピールした。昨季は、コンディション不良に悩まされただけに「今年は練習後や登板後の治療を意識している」と慎重に調整を進めていく。