今季からBCリーグに参入する神奈川が、横浜市の慶大グラウンドで合同自主トレを行った。これまでは個人練習のみ行ってきたが、初めて選手全員23人が集まった。

草野球から転身した杉浦健二郎投手(21)は初日からブルペン入り。31球中26球が直球で、リリースの感覚を確かめた。

「割と指がボールにかかって投げられた」と手応えを感じた。最速150キロ右腕も、現時点では138キロ程度。徐々に調子を上げていく。

ブルペンを見守った鈴木尚典監督(47)は「順調に来ている。飛ばし過ぎないように、ブレーキをかけながらやっていきたい。まずは硬球を投げられる体を作って欲しい」。焦らずに練習に取り組むことを期待した。3月16日のキャンプインへ向け、右腕は「より腕をコンパクトに振れるよう、フォームを変えている最中。平均で140キロは超える段階まで持っていきたい」と意気込んだ。