昨年10月に右肘関節形成術を受けた日本ハム清宮幸太郎内野手が、7日2軍教育リーグ楽天戦(鎌ケ谷)で守備復帰する。

この日予定していた同教育リーグのDeNA戦(同)がグラウンド不良の影響で中止。室内練習場で軽快に守備練習もこなし「(右肘は)全然問題なく、今日試合があってもちゃんとこなせたかなと思う」と話した。

ここまでの実戦出場はすべてDHか代打。スローイングには制限をかけ、丁寧にリハビリを重ねてきた。だが先月27日から守備練習を解禁。この日も軽快な動きでノックを受けた。城石2軍内野守備コーチは「明日(6日)の練習を見てみて」と話すにとどめたが、問題なければ、いよいよ実戦の守備に就く。

4日の同リーグ巨人戦(ジャイアンツ)でも2安打2打点と、バットではすでに結果を残している。栗山監督は「(実戦で)スローイングできることが(1軍昇格の)条件」と基準を示しており、守れる姿を見せることができれば、滑り込みでの初開幕1軍入りが見えてくる。【山崎純一】