工藤公康監督から開幕投手に指名されたソフトバンク東浜巨投手が心境を語った。

6日にペイペイドームで行われた投手練習後に取材に応じ「まさかという気持ちです。キャンプに入って、開幕ローテに入るためのアピールをする、そういう立場だと思ってやってきました。こういうことになるとは思っていなかったですけど、やることは変わりません」と話した。

最有力候補だった千賀が故障で出遅れており、白羽の矢が立った形だ。東浜は昨年右肘手術を受けたこともあり、先発ローテーション入りへ0からのアピールとして意気込んでいただけに、大役の指名に驚きながらも決意を新たにした。

開幕までの調整期間は残り少ない。次は7日のDeNA戦に先発予定で「試すというよりは、より本番に近い投球になってくる。内容のある、次につながる投球にしたい」と意気込んだ。【山本大地】