阪神藤浪晋太郎投手(25)が12日、開催中止が決まったセンバツや球児への思いを語った。11日のオープン戦で好投した右腕はこの日、甲子園の全体練習に参加。ランニングなどで汗を流した。
練習後、センバツ中止の件に対し「難しいところですけど。完全に個人的な意見ですが」と前置きした上で「無観客でもいいからやらせてあげてほしかったなと。世の中こんな感じなので仕方ないとはいえ、やらせてあげてほしかったというのはあります」と、選手たちを思いやった。
藤浪は大阪桐蔭時代、12年に春夏連覇を果たしたV腕。母校も今大会に出場予定だった。「各校、準備してきているでしょうし。常連校は常連校で厳しい冬の練習をやったり。21世紀枠でなかなか出れないような、今まで出られなかった初出場の学校とかもすごい楽しみにしてたでしょうし。そういう意味では選手の思いとかを思うと、ちょっとかわいそうですね」。母校大阪桐蔭にも「出る予定だったので。桐蔭は桐蔭で冬の練習はかなり、センバツに向けて厳しい練習をしてたでしょうし。すごい残念ですけど仕方ないと言えば、仕方ないのかなと思います」と、複雑な心境を明かした。
再度、甲子園を目指すこととなる球児たちに対しては「中止と決まった以上は各校、夏に向けて切り替えてやるしかないと思う」と、エールを送った。



