中日の練習施設であるナゴヤ球場が30日、新型コロナウイルス感染拡大の影響により消毒作業を受けた。この日は、3人の作業員が防護服に身を包み、正面入り口、一、三塁側ベンチ、ロッカー等を紙タオルに薬剤をしみこませて拭き取っていった。

ナゴヤ球場担当者は「開幕してから消毒は行う予定だった」と説明。新型コロナウイルス感染が確認されている阪神伊藤隼太外野手(30)と20~22日の練習試合(ナゴヤ)に出場していたこともあり、作業が前倒しになった格好だ。今後は毎日、練習開始前に消毒作業を行っていく。

中日2軍の関係者は練習試合で阪神伊藤隼と接触。29日から2人の選手が4月3日まで自宅待機、12人の首脳陣、選手、スタッフが時間差で同日まで時間差で練習等を行うことになっている。