ロッテ佐々木朗希投手の育成プログラムも、コロナ禍に巻き込まれた。チームは4月5日まで活動休止の予定。3月31日、井口監督は「やっぱり10日近く投げないと(スケジュールは再度)組み立てるしかないと思います」と話した。

ブルペン、フリー打撃登板と、首脳陣の育成計画は1月以降順調に進み、3日にシート打撃登板が予定されていた。自慢の直球も3月時点ですでに150キロ台後半をマークし、井口監督も「プログラム通りに、それ以上に順調かなと思います」と4月中の実戦デビューを考えていた。

球団寮でのトレーニングは続けるものの、最短でも9日間、ユニホームを着ないことに。本格練習が6日に再開し、いきなりマウンドに立つことは考えにくい。「球種を伝えないので、打者の反応をもっと実戦的に見られると思います」と佐々木朗も楽しみにしていたシート打撃登板は、4月中旬以降になりそうだ。