ヤクルトのドラフト1位・奥川恭伸投手(18=星稜)が、満員の神宮球場のマウンドを目標に練習を積んでいる。

新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的とした自主練習期間のため、戸田球場でキャッチボールやランニングなどで調整した。球団を通じ「プロ1年目で世界がこのような事態になってしまい自分自身、戸惑いがあります。今はとにかく出来ることをしっかりやって、1日でも早く当たり前の生活が戻ってくることを祈るばかりです」とコメントした。

2日には9度目のブルペン入りをし、直球と変化球を合わせてプロ入り後最多となる71球を投じた。夢見るのは、やはり本拠地のマウンド。4月中に実戦形式の練習に登板し、5月上旬に実戦デビューする見込みだ。「僕は1日でも早くヤクルトファンで満員の神宮球場で投げられるように、努力しようと思っています。頑張ります」と話した。