オリックスの新助っ人アデルリン・ロドリゲス内野手(28=パドレス3A)が23日、大阪・舞洲の球団施設を訪れ、打撃練習などで体を動かした。

「今は野球よりも気にしなければならないこと、大切なことがあります。しかし、そういう中でも、いつシーズンが始まってもいいように、身体も心もしっかりと準備をしなければいけないと思っています」

新型コロナウイルスの影響で開幕が延期。宮崎キャンプ中に右外腹斜筋損傷で離脱したが、状態を上げてきた。

「家族がまだ来日していないので、毎日テレビ電話で家族とコミュニケーションを取るようにしていますね。ストレッチも多くするようにしています。シーズンが始まった時にチームの力になるということが一番大事だと思っています。自分には何ができるかを考えて、勝利に貢献できるようにがんばります」

自宅から応援してくれているファンにもメッセージを送った。「まず、今はみなさん家にいましょう。みなさんが家にいることで、この事態が早く収まると思います。収まったら、またみんなで野球を楽しみましょう」。新助っ人のバットに期待がかかる。