1型糖尿病患者でもある阪神岩田稔投手(36)は18日、同病の研究資金集めを目的に「NPO法人日本IDDMネットワーク」が実施しているクラウドファンディングへの協力も呼びかけた。

「新型コロナウイルスに感染した場合、1型糖尿病患者の重症化リスクが高いと言われており、まだ小さな子供までが命の危機に直面しています。そんな子供たちに治る希望を届けるため、クラウドファンディングを実施しています。皆様、ご協力のほどよろしくお願いします」と動画内で訴えた。

1型糖尿病は生活習慣とは関係なく、突然免疫システムが暴走して自分自身の膵臓(すいぞう)を攻撃、破壊することでインスリンが分泌されなくなり、血糖値を調整できなくなる病気。発症すると、毎日4、5回のインスリン注射が必要になる。

今回のクラウドファンディングは1型糖尿病の根絶を目指し、iPS細胞から膵臓を作り出す研究の資金を集めるもの。クラウドファンディング協力品として、阪神園芸株式会社が取り扱う「DEOFACTOR GREEN」が寄付された。

「DEOFACTOR GREEN」は抗ウイルス、制菌、消臭、防臭機能付きのフェイクグリーン。天然ミネラル成分で昼夜を問わず空気を浄化できる。

「DEOFACTOR」とは高橋練染株式会社が開発した制菌加工液で、生地加工、屋内に対する吹付加工などにも使用できる。「DEOFACTOR GREEN」は「DEOFACTOR」をフェイクグリーンに吹付塗布加工した製品になる。

クラウドファンディングの詳細は以下の通り。

https://a-port.asahi.com/projects/japaniddmnetwork2020/