新型コロナウイルス感染で入院し、20日に退院した梨田昌孝氏(66=日刊スポーツ評論家)が22日、退院後初の肉声を届けた。NHKの番組に電話インタビューで出演。「よく生還できたと思う」などと、闘病生活振り返った。

近鉄、日本ハム、楽天の監督を務めた梨田氏は、3月31日に「重度の肺炎」と診断され緊急入院。集中治療室(ICU)で人工呼吸器を装着しての治療を受けるなど、一時は予断を許さない状況だった。4月17日に一般病棟に移り、PCR検査で2回続けて陰性結果が出たが、不整脈の症状がみられたことから治療を続け、50日にわたる闘病生活を経て20日に退院した。

BS1の番組にコメントも寄せ「一時期は15キロほど体重も落ちましたが、現在は自宅で腹筋を鍛えたり、少しずつですが体を動かすようにしています。近いうちに元気な姿に戻ってみなさんにお会いしたい」と現場復帰に意欲を見せた。