阪神岩貞祐太投手(28)が白組の先発を務め、3回4安打3失点で降板した。

立ち上がりは1番糸井を三邪飛に仕留めると、2番近本を二ゴロ、3番大山を空振り三振と上々。「初回の入りはここまでやっていた中継ぎの経験を生かした投球ができました」。

しかし2回は北條の適時打や、味方の失策も絡み2失点。3回にも先頭江越に左中間席にアーチを許した。「2、3回は少しボールの精度が落ちてしまった。開幕までにそこの精度をもっと上げていきたいと思います」。この日の最速は145キロを計測した。

岩貞の実戦登板は、3月24日のDeNA戦(横浜)以来。開幕ローテ候補の左腕高橋は、コンディション不良で開幕絶望だ。同じ先発左腕としてアピールしたいところだったが、猛アピールとはならなかった。