30日に1軍に合流した、阪神望月惇志投手(22)がこの日最速151キロを計測するなど、1回無失点に抑えた。

紅組の5番手で5回に登板。先頭植田を二ゴロに打ち取り、高山には中安打を許したが後続をピシャリ。「結果的にゼロで抑えることはできましたが、ボール先行の投球で打者有利のカウントを作ってしまったことが反省点です」と、結果より内容を重視した。

望月の起用について、30日に金村投手コーチは「2軍ではずっと先発調整しているから、両てんびんにかけながらと思っています」と説明していた。当面は先発と中継ぎの両にらみで進めていく予定。望月は「次回はストライク先行の投球ができるように、練習から意識して改善していきたいです」と気合を入れた。