阪神高山俊外野手(27)が、マルチ安打で存在感を出した。

白組の「1番右翼」でスタメン。3回の第2打席、無死一、二塁で谷川から右翼線への適時二塁打を放つと、5回の第3打席も中前へ運んだ。「まずはこうやって野球ができる幸せをかみしめながらというところで、しっかり、いいスイングができたことはよかったです」。

外野争いはベテランの糸井、福留に加えて、近本や新外国人のサンズもいる。開幕まで残り1カ月を切っているが「競争なので結果を出し続ければ、絶対に試合には使ってもらえると思いますし、結果も出し続けられると思う。1日1日を大切にやっていこうと思います」。6月2日から始まる練習試合へ気合を入れなおした。