阪神ドラフト2位の井上広大外野手(18)が、チーム活動再開後初めての試合に「4番指名打者」で先発し、4打数1安打だった。

2回先頭の第1打席は、大竹の低めの変化球を積極的に振っていったが遊ゴロ。4回先頭の第2打席で、大竹の外角高めに入ったカーブを中前にはじき返した。1-1で迎えた9回の最終打席では、左翼へ特大の打球。フェンスギリギリで好捕に阻まれ左飛となったが、あと少しでサヨナラ本塁打という大きな当たりだった。

3月のオープン戦でも主に4番で起用され、平田2軍監督は4番起用を続けていく方針を明かしていた。1軍では3月7日の日本ハムとのオープン戦でデビュー。同8日の巨人とのオープン戦(甲子園)では途中出場して、1点を追う8回に左越えの同点適時二塁打。初安打&初打点を記録し、球団高卒新人では32年ぶりの打点を挙げた。