関西学生野球連盟は3日、大阪市内で臨時常任理事会を開き、春季リーグの8月9日開幕を目指すことを決定した。

4月4日開幕予定から同18日、6月6日に続く3度目の延期となった。村山嘉男理事長(79)は「学生たちに何とかやらせてあげたい気持ちがある」と話した。関大、近大ら参加6校すべてがまだ活動再開できていない。「最低1カ月は練習が必要。7月8日、9日までに1校でも練習が再開できていない場合は中止せざるをえない」と、状況が変わらなければ中止も考えている。

同連盟初の1試合総当たり戦、勝ち点制で1日3試合を行う。9回打ち切りで延長はなし。8月9日、10日、15、16日は南港中央球場で開催を予定。残りの日程は今後調整する。1カ月後に再び常任理事会を開き、状況を見て、開催可否、無観客にするかなどを決める。