ヤクルトは4日、村上宗隆内野手(20)とアルバート・スアレス投手(30)が、同日午後にPCR検査を実施したと発表した。検査結果は、5日以降に報告される見通しとなっている。ともに、3日に行われた練習試合中日戦(神宮)に出場していた。

村上は、4番一塁手でスタメン出場。フル出場し、試合後の検温では36・9度だった。4日になって喉の痛みを訴え、朝は37・0度の微熱があったためクラブハウスには行かず、埼玉県内の病院を受診した。味覚や嗅覚の異常など、その他の症状はないが、医師からPCR検査を勧められたため実施した。その後は戸田市内の選手寮の自室に隔離し静養している。球団は、この日の全体練習前に、体調不良のため練習不参加と試合の欠場を発表していた。

スアレスは3日の練習試合で先発し、4回を被安打6の2失点だった。この日午前に行われた投手練習には参加していたが、練習後に喉の痛みがあり、検温では37・2度だった。午後になって都内の病院を受診し、医師からPCR検査を勧められたため実施した。検体採取後、都内の自宅で隔離となっている。村上と同様に、味覚や嗅覚の異常などその他の症状はない。

ヤクルトは5日から、練習試合で巨人との3連戦(東京ドーム)が組まれている。