日本ハムは3日、09年の設立から多くの人から支援されている「ファイターズ基金」に、インターネットからでも募金ができる「ネット募金箱」を開設したと発表した。

「ファイターズ基金」はオークションや募金、チケット・グッズの売り上げの一部などを積み立て、それらを財源にしてさまざまな寄付や物資寄贈、さらにスポーツ・コミュニティー(SC)活動を通じてスポーツの機会創出・スポーツを通した社会貢献活動などを行ってきた。

また、大規模災害発生時や昨今の新型コロナウイルス感染拡大のような非常時においても、この基金を活用した支援活動を行い、その総額は約1億1000万円にのぼる。

稲葉篤紀スポーツ・コミュニティー・オフィサー(SCO、47)は「ファイターズが行うSC活動は、ファンの皆様の協力があって初めて成り立つもので、いわばファイターズとファンによる共同事業です。活動やイベントには参加できなくても、たとえ運動が苦手な方でも、寄付を通じてSC活動の仲間になることもできます。おひとりの力ではできなくても、皆でできることを足し算すれば可能になることがあります。スポーツを通してできるつながり・仲間・共同体、それこそがSports Communityです。ぜひよりよい社会、よりよい北海道を築いていくためにご支援をよろしくお願いいたします」とコメントした。