中日アリエル・マルティネス捕手(24)が4日、捕手デビューを果たした。4日の巨人戦(東京ドーム)で、6回先頭で加藤に代わって代打出場。6回裏からそのままマスクをかぶった。

NPBでは00年7月19日ヤクルト戦で中日ディンゴがマスクをかぶって以来の外国人捕手出場となった。1軍初バッテリーを組んだのはゴンサレスで、球団史上初の外国人バッテリーでの捕手デビュー戦になった。同回には1死一塁から吉川尚の二盗を阻止。こちらも球団史上初の外国人捕手による盗塁阻止になった。

同捕手は1日に育成枠から支配下登録されたばかり。2日の阪神戦で左内腹斜筋の筋損傷を起こしたアルモンテに代わり、3日に1軍初合流。同日に代打出場したが、巨人菅野の前に三振に倒れていた。

支配下登録の記者会見に同席した与田監督は「(アリエルを支配下登録したのは)打撃であり、日本人投手とのコミュニケーションが問題ないから」と話していた。