首位巨人を1・5ゲーム差で追う2位DeNAは、今季初の長距離遠征で敵地広島に乗り込んだが、7日は降雨中止となった。

チームは前夜に現地入り。選手は室内練習場で汗を流したが、午後4時30分に中止が決定。ラミレス監督は「試合をやりたい気持ちはあったが、こればかりは仕方ない。明日の準備に集中したい」と冷静に話した。

先発予定だった浜口が、そのまま8日にスライド登板する。エース今永とともに先発陣の軸として期待される左腕は、昨季広島戦3試合で2勝0敗、防御率1・29。さらにマツダスタジアムでは2試合1勝0敗、防御率1・17と好相性。それでも4番の鈴木誠には4打数3安打、与四球3と苦手としており「いいバッターですので(巨人)岡本選手と同様、自分のスイングをさせないことが大事。高低、内外、しっかり、いろんなボールを使いながら。しっかり腕を振って、自分のスイングをさせないように対戦していくしかない」と警戒する。降り続く雨は8日午前にあがる見通し。慎重かつ大胆に、広島、阪神、中日と続く3カード連続遠征の初陣を飾る。