西武は12日、松坂大輔投手(39)が「脊椎内視鏡頸椎(けいつい)手術」を茨城県内の病院で受け、退院したことを発表した。復帰まで2~3カ月を予定し、今季中の復帰ができる見込み。

球団の説明によると症状は頸部(けいぶ)痛と右手のしびれで、活動自粛期間中の5月ごろから強くなってきたという。手術では脊椎内視鏡下椎間孔拡大術と椎弓切除術を施術。内視鏡で首の痛みと右手のしびれの原因となっている圧迫を軽減するため。

渡辺久信GMは「大輔にはまず、しっかりリハビリをして調整してほしい。ファンの皆さんも待ち望んでいると思うし、今季メットライフドームに戻ってきてもらいたい」とコメントした。