プロ野球12球団と日本野球機構(NPB)は13日、オーナー会議を開催した。

来年21年のシーズン日程は143試合、球宴、クライマックス・シリーズ、日本シリーズの開催を前提に、3月26日を開幕候補日に設定。東京五輪期間中は今季の当初日程と同じく公式戦を行わないことを決めた。

オーナー会議に出席した中日大島宇一郎オーナー(56=中日新聞社社長)が、最下位阪神とゲーム差なしの5位に沈むチームに言及した。「惜しい試合が多いが勝負にはなっている。沈みがちになるのをどう立て直していくかが大事」と巻き返しを期待。また12日に1軍デビューを果たしたドラフト1位石川昂弥内野手については「初安打の二塁打をフェアゾーン(ぎりぎりに)落とせるのは何か持っている、と思わせる。順調に伸びていって欲しい」と1軍での活躍に期待を寄せた。