日本野球機構(NPB)は11日、Jリーグとの新型コロナウイルス対策連絡会議と臨時12球団代表者会議を行った。

ソフトバンクに感染者が出て2日の西武戦が中止になったことを踏まえ、保健所による濃厚接触者の特定がなされるまでの「空白の時間」に試合中止とならないよう、リーグ独自で「濃厚接触の可能性のある選手」のリストをつくる方針を確認。リストの選手を除外した編成で試合を実施できるようにする。今後はすでにある素案をもとに、週内にマニュアルをまとめる。マニュアル完成前に感染者が出た場合は素案で対応する。検査の迅速化のため、抗原検査の導入なども提案された。

また、9日に発表された2軍戦に出場した20代審判員がコロナ陽性となった件について、保健所から一緒に出場していた他の審判員は濃厚接触者には当たらないと認定されたことも説明された。