富士大が18年秋以来の優勝に向け、大一番を制して1歩抜け出した。

先発の金村尚真投手(2年=岡山学芸館)が3安打9奪三振で完封。自己最速を1キロ上回る148キロもマークする好内容に「今日の一戦は、何よりも勝つことだけが大事だった。初回に点を取って、守備でも助けてくれた野手のおかげ。自分もプロを目指す上で超えないといけないと思っている存在に勝てたこともうれしい」。

大道温貴投手と投げ合った1勝に自信も深めた。