阪神は25日午後、新たに4選手が新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査で陽性と判定されたと発表した。

陽性となったのは、糸原健斗内野手(27)と陽川尚将内野手(29)、岩貞祐太投手(29)、馬場皐輔投手(25)。阪神では今月20日まで1軍に同行していた浜地真澄投手(22)の新型コロナウイルス感染が24日夜に判明。1軍の監督、コーチ、選手、チームスタッフ147人がPCR検査を実施していた。 あわせてチームスタッフ2人の感染も発表した。この6人をのぞく141人は陰性と判定された。

<プロ野球新型コロナウイルスを巡る主な経過>

3月26日 阪神藤浪がPCR検査を受け、NPB球団所属選手初の陽性判定。

27日 阪神伊藤隼、長坂も感染が判明。

4月5日 阪神伊藤隼が退院。7日に藤浪、8日に長坂も退院。同24日から自主練習を再開。

6月3日 巨人が5月末のPCR検査で坂本、大城が陽性判定と発表。2人とも正常値からわずかに外れた「微陽性」だったため、12日に退院。翌13日から練習を再開。

6月19日 当初から3カ月遅れでシーズン開幕。当面は無観客試合に。

7月10日 上限5000人で観客を受け入れ。

8月1日 ソフトバンクは長谷川の陽性判定を発表。翌2日の西武戦を中止に。

3日 ソフトバンクの1軍スタッフの陽性が判明。4~6日の2軍広島戦が中止に。

9月4日 長谷川がファームの練習に合流。

12日 日本ハムが飯山内野守備コーチの陽性判定を発表。

19日 観客数の上限を各球場の50%以内まで引き上げ。

23日 オリックスが左沢の陽性判定を発表。翌24日には竹安も陽性判定。

24日 阪神浜地の陽性が判定。翌25日には岩貞、糸原ら4選手とチームスタッフ2人も陽性判定。

※当初掲載していた写真のバスに新型コロナ感染者は乗車しておりません