ロッテのドラフト3位・高部瑛斗外野手(22=国士舘大)が「1番左翼」でプロ初出場初スタメンを果たした。「思ったよりは緊張しませんでしたが、守備についた時に緊張感を覚えました」と振り返った。

2軍では今季、56試合で打率は3割6分8厘。9月に限れば同4割3分1厘と、自慢のバットコントロールで安打を量産してきた。9月25日には1軍練習に参加。井口監督から「いつ呼ばれてもいいように準備しておいてくれ」と声を掛けられるほど、好調をキープしてきた。

ただ、1軍の壁は高く、この日は4打数3三振。オリックス山本からは見逃し三振2つと遊ゴロに終わった。「今日は安打が出ませんでしたけれど、いい投手と対戦できたことをプラスに捉えて、今日の結果をしっかり受け止め、次はしっかり打てるようにしたいです」と前を向いていた。