広島は守備の乱れから今季初の4連勝を逃し、9度目の引き分けだ。若手野手を多く先発起用した試合で、経験ある選手にミスが出て、佐々岡監督は「ミスがあれば勝てる試合も勝てない」と首をひねった。

1点リードの6回1死二塁から一塁へのゴロに、松山は1歩下がって半身となったことで後逸。同点とされた。再び1点リードの8回は2死満塁から守備固めで三塁に入った三好が代打原口の不規則な動きをしたライナーを止められなかった(記録は左前適時打)。9回も一塁林の失策からピンチを広げ、10回は捕逸が失点につながった。失策数はリーグワースト2位の56。山田内野守備走塁コーチは「何とか引き分けて負けなかった。練習して直さないといけない」と締まらない守備の立て直しを掲げた。

おまけに終盤の失点がいずれも四球絡みで、佐々岡監督は「口酸っぱく言っている中で、四球からこういう展開になった」と苦言を呈した。指揮官が目指す「守り勝つ野球」への道のりは遠い。