ヤクルト石山泰稚投手(32)が7日、出場選手登録が7年に達し、国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした。

「まずは、ここまで野球に携われて感謝しています。(球団には)辛抱強く起用していただいて感謝しかありません」とコメントした。また、FA権については「シーズン終了後にじっくり考えたいと思います」とした。

6日は小川の発熱、PCR検査に伴って試合直前にベンチ入りメンバーを外れたが、この日は元気に練習に参加した。

石山は金足農(秋田)、東北福祉大からヤマハを経て、12年ドラフト1位でヤクルトに入団。1軍デビューは13年4月14日巨人戦(東京ドーム)。1年目から60試合に投げ、10セーブ21ホールドをマークした。18年には、自己最多の35セーブをマークした。今季も、守護神として責任のあるマウンドを開幕から任されており、35試合に登板。防御率は2・70で3勝2敗、セ・リーグ3位タイの15セーブを挙げている。

残りのシーズンに向けては「今まで通りチームの勝利に貢献できるように全力で頑張っていきたいと思います」と話した。