準硬式野球部所属の福岡大・大曲錬投手(4年=西日本短大付)が西武から5位で指名された。準硬式出身の指名は16年楽天6位の鶴田圭祐投手(帝京大)、巨人育成4位の坂本工宜投手(関学大)以来で11人目。同大で会見に臨んだ大曲は「(準硬式から)通用した選手は少ないと思いますが、その中で自分がしっかりとできることをやって、活躍できるように頑張りたい。準硬式の代表として結果を残したい」と意気込んだ。

高校時代は横手投げ投手で最速は130キロ台だった。大学で準硬式に転向し、上手投げにフォームも変更。最速154キロの直球や多彩な変化球を武器に九州6大学準硬式リーグで春秋通算35勝を挙げた。今夏で引退し7月下旬から硬式野球部に練習参加している。