日本野球機構(NPB)とJリーグの第19回「新型コロナウイルス対策連絡会議」(Web会議システムにて実施)が2日、行われた。

Web会議システムで行われた会議後の合同会見で、座長を務める専門家チームの東北医科薬科大学医学部感染症学教室特任教授・賀来満夫氏は「実証データが積み上がってきた。来年のJリーグ、プロ野球、東京オリンピックで観客の方がどうやって一緒になって感染拡大を防ぐ努力をしていただけるのか。それによって実証データが大きく変わってくる。今までのいいデータを生かすためにも国民、1人1人が十分に注意していくことがすごく重要だと思います」と呼びかけた。

愛知医大・三鴨広繁氏は「来季は100%のお客さんを迎えて開催してほしい。それは可能だと思う。そのためにどうするかを科学的データに基づいてやっていくことが大事だと思っている」とした。