阪神先発陣が2日、甲子園室内練習場で投手指名練習を行った。青柳、藤浪、西勇、秋山、ガンケルの5投手が参加した。

3日ヤクルト戦(甲子園)に先発予定の青柳は、キャッチボールなどで調整。シーズン通して先発ローテーションを守り、残り10回1/3で2年連続の規定投球回に到達する。残り試合が少なくなる中、「そこはクリアしたいなと思うし、意識もします。もちろん、規定にいくということは長いイニング投げなきゃいけない。そういう面で自分の仕事かなと思うので、そういうピッチングができたらいいなと思います」と、意気込んだ。

4日の同カードに先発予定の藤浪はブルペン投球などで調整。前回10月28日中日戦(甲子園)はブルペンデーの「オープナー」として先発マウンドに上がり、4回1失点(自責0)と好投を見せた。今回は調整も戻し、先発の1人としてマウンドに上がる。

配球面の工夫などを目標に挙げながら「久しぶりの先発調整をしましたけど、いい感じでできている。試合で出せるようにできればいいなと思ってます。前回はいけるところまでという話だったので、あまり深く考えずに序盤からと思った。(今回は)もちろん序盤からしっかり投げることに変わりはないですけど、先発で長いイニングというのも意識しつつ(マウンドに)上がりたいなと思います」と、力を込めた。