ソフトバンクは2日、内川聖一内野手(38)と来季契約を結ばないことを発表した。三笠杉彦取締役GMがオンラインで会見し「シーズン後半になって、本人とは定期的に話し合いを持ってきました。あれだけの選手ですので、本人の意向を最大限に尊重したい思いで話を続けてきた。今年で引退か、他球団で現役を続けるかという中で、他球団でチャレンジしたいという思いが強いということだった」と説明した。

内川はFA権を行使し、11年に横浜からソフトバンクに移籍。今季はここまで1軍登録が1度もなかった。1日ウエスタン・リーグ阪神戦(タマスタ筑後)に出場し「今年1打席も1軍でチャンスをもらえなかったということが、野球を辞める決心がつかなかった」と、他球団での現役続行に強い意欲を見せている。