西武からドラフト5位指名を受けた福岡大・大曲錬投手（22）が2日、福岡市の同大で指名あいさつを受けた。渡辺智男編成グループアマチュア担当チーフと、高山久スカウトが訪れた。準硬式出身ながら異例ともいえるプロから指名を受けた大曲は「指名あいさつをしていただき、プロ野球選手になるんだ、と実感が湧きました。プロに入って、結果を残せるように、しっかり日々練習をしていかなくてはという思いです」と実感した。

実力を評価されての指名であることは間違いない。ドラフト指名直後、渡辺久信GMは「彼（大曲）は能力ありますし、準硬式というところで実際投げている感じでは、十分やっていけるんじゃないかと思います」と話していた。大曲も「準硬式出身ということで、少し珍しい経歴だと思いますが、準硬式野球をされている方にも応援していただける選手になれたらと思います。自分のセールスポイントは直球。1軍のマウンドで、日本一に貢献できるような、そして球界を代表するような投手になりたいです」と意気込みを語った。