ペナントレースの順位争いが佳境を迎える中で、各球団は来季に向けて着実に歩を進めている。引退、退団、戦力外など、4日時点の選手動静を整理する。12球団合同トライアウトは、12月7日に非公開で行われる。
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ヤクルト五十嵐、巨人岩隈、阪神藤川、中日吉見。チームの屋台骨を支えたタイトルホルダーの名投手たちが引退した。捕手では19年目の広島石原、20年目のオリックス山崎勝。仲間やファンに惜しまれユニホームを脱ぐ。一方で、阪神福留、能見。ソフトバンク内川、DeNA石川らは、他球団での現役続行を模索する。いて当たり前の存在の去就に時の移ろいを感じる。
ドラフト1位の戦力外も相次いだ。巨人藤岡、阪神伊藤隼、横山。中日鈴木翔ら。中堅どころが多く、世代交代とジャッジメントのサイクルは早くなっている。データの活用などで力量を客観的に把握する手段が増え、巨人、ソフトバンクを中心に育成選手の戦力外もサイクルが早まっている。チームには血の循環、選手には早期にセカンドキャリアを踏み出せるメリットがある。



